こちらでは、心理カウンセラーとして起業する難易度やメリット・デメリットについて解説していきます。セミナーや講座を受ける前に、ぜひご確認ください。
カウンセラーとして起業する難易度は?
学校・病院・企業など様々な場所で活躍する心理カウンセラー。企業に属する人もいれば、開業する人もいらっしゃいます。カウンセラーとして起業することは、想像しているよりも難しくないのです。特別な学歴や資格は必要なく、開業届を出すことでカウンセラーになれます。
起業するために必要な資格・スキルはある?
先ほども説明したとおり、心理カウンセラーになるために必要な資格がありません。心理カウンセラーとしての実力がある場合、誰でもカウンセラーを行えます。ただし、資格を取得しておけば、心理カウンセラーとしてのスキルを有していることの証明になるため、ご依頼者様からの信頼を得やすくなります。
心理カウンセラーとして起業するメリット
・自分が目指すサービスを提供できる
企業や施設に勤めている場合、自分が目指すことより組織の方針を優先しなければなりません。カウンセラーとして独立することで、自分が提供したいサービスを展開できます。
・自由な時間に働ける
独立することで、働く時間を好きなように決められます。この日は午前中のみ、この日は夜のみなど、自由な時間帯に仕事ができる点がメリットの1つです。
・努力次第で収入アップを狙える
会社員のような給与体系に縛られることがありません。努力次第で収入アップを目指せるため、やりがいにつながります。
心理カウンセラーとして起業するデメリット
カウンセラーとして起業するデメリットについて見ていきましょう。
・集客や営業などの業務を自分でする必要がある
カウンセラーとして独立すると、自分で集客や営業をしなければなりません。集客経験がない方には、大きなハードルとなるかと思います。集客については書籍やセミナーなどで学ぶ必要があるため、そのための時間を確保する必要があります。
・経営が軌道にのるまでの収入が不安定
心理カウンセラーに限った話ではなく、開業後しばらくは収入が不安定になるケースも多々見られます。数ヵ月程度は売上が少なくても問題がないように、資金を準備しておくことをおすすめします。
・年金や保険、確定申告などの手続きも自分でしなければならない
カウンセリングルームの経営を続けていくためには、事務作業が必要です。企業に勤めていたカウンセラーが独立する場合には、国民健康保険や国民年金への切り替え、確定申告をする必要があります。会社員としての勤務日数が長い人ほど、事務作業の多さを痛感するかと思います。
心理カウンセラーとして起業を成功させるコツ
最後に、心理カウンセラーとして起業をするためのコツを解説していきます。
・初期費用を抑えること
開業の際にリスクを回避するコツは、初期費用をできるだけ抑えることが挙げられます。まずは小さい規模から始めるようにしましょう。例えば、いきなり店舗を構えずに時間貸しのレンタルスペースを利用する、副業として立ち上げて少しずつ事業を拡大するといった工夫がポイントです。
・カウンセリング対象や得意分野を明確にすること
カウンセリング対象を明確にすることで、顧客のターゲット層にピンポイントに訴えられます。例えば、「恋愛」「家族」などの得意分野を打ち出すことで、そのような問題に悩む人の注目を集めやすくなります。
・口コミを集客に活かすこと
集客成功の秘訣は、実際にカウンセリングを受けた方の口コミを掲載することです。モニターや実際に訪れた方にアンケートを取り、webサイトに掲載することで口コミから興味を持った人が来店するようになります。
メンタルコーチやカウンセラーは注目されている職業です。独立開業をするためには、コーチングやカウンセリングのスキルはもちろん、集客や営業に関するスキルが求められるため、難しいと考える方も少なくありません。独立開業をすれば自分が空いている時間に自分が目指しているサービスを提供できます。独立開業では、お勤めでは得られない喜びを得られるため、やる気のある方はぜひ挑戦してみてください。
メンタルコーチやカウンセラー、セラピストなどを目指している方は、CRS・コーチ養成講座(シーアールエス)をご利用ください。講座を受けることで、人との関わり方におけるコミュニケーション能力の向上、認知行動療法によるメンタルブロックの書き換え、NLP心理学によるインナーチャイルドの解放などを体験できます。また、起業サポートを実施していますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。